事故船セウォル号の「双子船」をつかまされた新潟県の第3セクター [無断転載禁止]©2ch.net

きつねうどん ★

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新潟県が筆頭株主を務める第3セクター『新潟国際海運』の子会社の『ナフジェイ・パナマ』が、貨客船『オハマナ号』を購入した。

だが同貨客船は、あの『セウォル号』の“双子船”といわれていたいわく付き船だったのだ。2船とも最初の建造は日本で行われたものだが、韓国企業によって購入後にとんでもない改造が施されている。なぜそんな船を買ってしまったのか。

「セウォル号沈没事故の遺族からは、真相解明のための重要な参考物件だから、性急な海外売却に批判があったようです。しかし所有者の『清海鎮海海運』が事故後に倒産をし、競売に掛けられたものの3回流れ、4回目にようやく査定額（105億1244万ウォン＝7億円強）の27％で落札されました。ナフジェイ社は典型的な“安物買いの銭失い”をしたわけです」（県地元紙記者）

オハマナ号は、新潟港とロシアを結ぶ、県の日本海横断航路事業で使うフェリーとして就航する予定で、昨年8月に韓国企業との売買契約が成立した。だが、10月に日本に回航した際、本来は18ノットであるべき速度が6割程度しか出ないことが判明した。

そこでナフジェイ社は船の受け取りを拒否。一方の韓国側は、代金の支払いなどを求めて、海運関連の紛争仲裁を行う日本海運集会所に仲裁を申し立てた。そして、ナフジェイ社が韓国企業に約1億5700万円を支払うという裁定が下された。

「昨年支払い済みの前金の約7400万円と合わせ、損失は2億3000万円を超し、同社の支払い能力を超えています。そのため、新潟県が尻拭いを迫られる可能性もあります」（同）

日本海を横断する航路は、今夏か秋のスタートを目指していた。しかし、フェリーが調達できないことから、事業の開始が遅れている。新潟国際海運の五十嵐純夫社長（72）は、「売り主側の請求はカットされ、当社の主張は一定程度は認められた」と記者会見で述べているが、言い訳になっていないのは誰の目にも明らかだ。

何やら「どうせ県民の金だから」という声が聞こえてきそうな話だ。

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